『ザリガニの鳴くところ』話題の翻訳小説を読みました。 とても瑞々しい自然の描写と、悲しく美しいカイアの孤独。書評

とある結婚式場が舞台となった、カップル4組の晴れの日のお話。エピソード自体が読みごたえがあり面白いだけでなく、人物たちの微妙な心の動きにハッとさせられます。書評

蘭方医 関寛斎の妻・あい。 波乱万丈でありながら深い愛に満ち、潔く生きた強い女性の物語です。 なんだか背筋がシャンとのびるような読後。書評にまとめました。

2024年6月に映画化する『アトムの心臓 ディア・ファミリー』。 こんなことが本当にあるなんて。娘を救いたい筒井家の、心震える物語でした。ノンフィクション作品 書評です。

私が語りはじめた彼は。ある人を中心にまわりの人の人生が歪み、沈んでは浮上し姿を変える。心の中にある幻想とどう向き合うかを問う作品でした。【書評】

タイトルが素敵すぎて手に取ったこちらの本。さまざまな時代・環境の女性のお話が七編入っており、その中から二編について感想をまとめました。

旅行中にも関わらず、夢中になって読んでしまった一冊。どんなに恵まれたように見える人にも、それゆえの葛藤はあるのかもしれないですね。感想をまとめました。

夜明けのすべて。生きづらさを抱え、お互いに支え合いながら前を向く優しい物語。 2024年2月映画化の話題作を読んでみました！

あなたには、推しという存在はいますか？ 自分の一部として熱烈に推してきた存在がいなくなるとき、彼女はどうするのか。 芥川賞受賞作を読んでみました！

不思議な力をもつクスノキと、それに関係するいくつかの家族の物語。 爽やかな読後感の残る読みやすい長編でした！書評